こんんちは、本八幡リカバリーオフィスの吉田です。

10/13は通常通り診療致しますが、大型の台風が接近中の為、外出が危険と判断された方は、無理せずキャンセルのご連絡を頂ければと存じます。当院の前を通る方は中を覗いてみて下さい。私、いますので。暇そうにしていたら、お茶でも飲みに来てください。

 

さて、台風が近づくと、頭痛をはじめ、関節痛や腰痛、頚肩コリの悪化等を覚えるという方、非常に多いです。

「低気圧のせいだ。」と皆さん言いますが、何故低気圧が近づくとこういった症状が出るのかという理由まで知っている方は少ないですね。

今日は、それにお答えしましょう。

 

理由は至ってシンプル。

人間の身体は約60パーセントが水分という事は既に周知のとおりですね。

そんな、ほぼ水である人間が低気圧の接近により体内の体液の循環が乱れるからです。

体液循環。ポピュラーなのを例に上げれば血液循環です。

体液と言っても、他にも「間質液」「リンパ液」「体腔液」「滑液」そして当院の治療に深く関わりのある「脳脊髄液」などと、あまり聞きなれない名前の体液があります。

筋肉の柔軟性も、神経伝達も、身体が不用意に浮腫まないのも、これら体液が正常に循環することで保たれています。

ですが、低気圧の接近や月の引力(満月)などで体内の水が引っ張られたりして循環が乱れます。

すると、身体は正常な機能(筋肉、神経、浮腫等)を乱してしまいます。

満月の日に交通事故が多いというデータには、満月の日に運転している人全ての神経伝達が乱れていて、運転ミスがあるかといえるわけです。運転をお仕事にしている方々はくれぐれも満月の日の運転にはご注意を。

健康な人なら些細なことですので、大きな変化はありませんが、身体の状態が体液循環が滞っている人や、古傷、手術痕などがある人は、筋肉の引きつりや神経伝達の不具合、浮腫みによる筋肉、神経の圧迫などによって不調を訴えます。

昔、膝の悪いおばあちゃんが

「膝がシクシクと切ないね。こりゃ明日は雨かね。」

と言っていたのにも、こんな根拠があったんですね。

古傷や手術痕などは、適度なストレッチを継続することで(当院の治療で)対策し、頭痛や不眠といった体液循環や神経伝達(自律神経)の不調を抱えている方は(当院にて)事前に治療し、対策することをお勧め致します。(広告です 笑)

 

では、皆さん、台風に気を付けてお過ごしください。何事もなく、来院されるのを願い、心よりお待ちしております。

 

吉田国矢